ちいのび

知育をのびのびと♪7歳娘、4歳息子をグローバルに育てたい!公立育ち30代ママのブログ

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4歳の幼稚園児に小遣い制を導入。我が家のポイントは4つ。


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【2020/01/07更新】

娘が4歳のときから、小遣い制を始めました。

 

小遣い制を始めたきっかけ

ずばり、タイに引っ越してから、あれやこれやと欲しがることが増えて、買ってもらうことが当然のようになるのが嫌だったからです。

日本だと、スーパーに魅力的なお菓子(おもちゃ)がいっぱいあるし、ガチャガチャのクオリティーも高くて、プリキュアもディズニーもいろんな楽しいおもちゃがいーーーっぱい!

あれ買って〜これ買って〜って言われても、そんなに買えないよーって言えるし(納得してくれるかは別問題)、実際に買ってたらお金が無くなるっていう問題があったのですが。

 

こっちだと10バーツ(36円)のガチャガチャがあって、中身はスーパーボール。駄菓子屋みたいなところで50バーツ(210円)のおもちゃが売ってたり。

安いしいっか〜って安易に買い与えてたら、当然高いものも同じようにねだってくるんですよね。

一時帰国して、あれ欲しいこれ欲しいとか、ガチャガチャもう一回!とか、いくらお金があっても足りないよってなってきまして。

 

子どもにしたら、金銭感覚がないわけですから、なんでこの前は買ってくれたのに今日は駄目なの?って、理解できないんです。

極めつけは、こんな会話。

 

母「そんなにいつも買ってたら、お金が無くなっちゃうよ〜」

「お金が無くなったら、銀行で下ろせばいいじゃん」

 

щ(゜ロ゜щ)

 

これは金銭感覚を身につけさせないといけないな、と思いましたね。

そこで、小遣い制を導入したってわけです。

 

我が家のポイントは4つ

1. お手伝いの対価にはしない。

2. 週に一回渡す。

3. 20%は貯金する。

4. 使い道を否定しない。

 

1. お手伝いの対価にはしない

小遣い制を取り入れるにあたり、他の人たちがどんな風に実践しているかを調べました。すると、多くの人が、お手伝いをしたら〇〇円渡すという方式を採用しているようだと分かりました。

 

私は、「お金のためにお手伝いをする」という考えを持つ子には育てたくないと思っています。お手伝いは、家族の一員として当然やるべきことであって、お手伝いしたからといって対価をもらうべきではないと思うのです。

今でさえ、こどもちゃれんじでお手伝いがテーマのときは、「お手伝いしましょうか?」と言っては洗濯物畳み、食器運びなどをやり、やったことをノートに書いてと催促されます。それを一日に数回し、数日してノートがいっぱいになれば、ぱたりとしなくなる・・・

もしお手伝いの対価にお小遣いをあげるようになれば、きっと同じようなことが起こるでしょう。それは避けたいのです。

 

2. 週に一回渡す

まだ金銭感覚が身についていない幼児のうちに一月分をまとめて渡してしまうと、数日で全額使い切ってしまうだろうからです。

お小遣いを使うのはほとんど週末に限られるので、我が家では毎週金曜日をお小遣いの日としました。

 

金額も、他のみなさんに比べると高い額にしてあります。

4歳で、毎週金曜日に400円のお小遣い。

年齢×100円のイメージで、実際にはタイバーツで100バーツを渡しています。

 

400円だと、ガチャガチャを一回して、少しお菓子が買えるかどうかですよね。

今週使うのを我慢すれば、来週には大きめのおもちゃが買えるかもしれない。

一ヶ月お金を貯めれば、まともなおもちゃに手が届くかもしれない。

少し頑張って先を見通せば欲しかったものが手に入る、それぐらいの金額でないと意味がないと考えたのです。

 

毎週100円だったらどうでしょう。リカちゃん人形が欲しいとなったとき、何ヶ月貯めれば買えますか?そこまで待てるお子さんならいいと思います。うちは無理です。

「貯金したって欲しいもの全然買えないじゃん!だったらもういい!毎週お菓子買う!」とかになりそうです。

 

3. 20%は貯金する

金銭感覚を徐々に身につけていってほしいという目的があるので、貯金を必須にしました。

20%なので、400円もらったら80円は絶対に貯金するということです。

 

そして娘は最初、天引き貯金以外はその日に使い切っていました。土曜日に全部なくなる、日曜日は何も使えない、次の土曜日に全部なくなる、、の繰り返しです。

少し高いものが欲しくなったとき、貯めなければ買えないことに気づきました。

 

4. 使い道を否定しない

あげたお小遣いの使い道は本人に任せることが大事だと思っています。

今では、例えば600バーツのものが欲しいときは、毎週の100バーツをそのまま貯金袋に入れています。そして6週間経って、手に入れるのです。

私から見れば、600バーツもかけて、6週間も我慢して、そんなものを買うの?と思うこともあるわけです。

親としては「ほら、そんなものよりこっちの方がいいわよ」と言いたくなりますが、ぐっと我慢です。どんなにコスパの悪い商品でも、本人が決めたのです。任せましょう。

もしそれが失敗でも、その失敗こそが大事です。まだまだ小さい額での失敗なので、ダメージは少ないのです。これが大学生や大人になってからだったら、、怖いですね。金銭感覚の無いまま、社会に出したくはないですよね。

 

実は今、2歳の弟もお小遣い制を始めています。こっちはまだほとんど理解していないのですが、毎回ねだられる10バーツのガチャガチャや30バーツほどのお菓子も、本人の財布を見せて「これだけしかないよ」「さっき使ったから足りないよ」と見せることで、お小遣いをあげる前よりグズりがマシになっている気がします。

 

幼児の頃からお小遣い制、取り入れるのはどうでしょうか?

 

ちなみに、娘の学校では年長クラスでお金の授業がありました。朝の用意がきっちり出来た子に〇〇バーツ、まあまあな子に〇〇バーツなど、おもちゃのお金を渡して、貯まったら先生のお店でお買い物が出来るという仕組みなようです。

娘は10バーツで買ったお菓子のレシピを嬉しそうに持って帰ってきました。