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知育をのびのびと♪7歳娘、4歳息子をグローバルに育てたい!公立育ち30代ママのブログ

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海外で幼児の日本語教育は親の責任。おすすめは絵本!読書!


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駐在などで、幼児を連れて海外に住むことになったとき、一番気をつけてほしいのが「日本語教育」です。

「どうせ数年しか住まないんだから」
「小学生になってから勉強すれば大丈夫でしょ」
「家族とは日本語だし、問題ないよ」
って思っていませんか?

こんにちは。
6歳の娘、3歳の息子を育てている、2児ママ30代の駐妻まりあです。

海外にいながら、国語力(日本語力)を育てるには、ずばり読書が一番です。
この記事では、我が家の取り組みを交えて、海外在住家庭の幼児に対する日本語教育についてお話したいと思います。

 

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親が子どもを連れてきたという自覚を

海外に駐在員として派遣され、家族を帯同して赴任した場合、そこに幼児の意志は無かったはずです。
また、親子留学で数年海外へ移住される場合も、子どものことを思い連れてきたのは他でもない親自身です。

そのことを肝に銘じて、子どもの日本語教育環境を整える責任を持つべきだと私は思っています。
バイリンガル教育をするにしても、日本語を母語として育てたいのなら、幼児期の日本語教育をおろそかにしてはいけないのです。

具体的な進め方は

日本に住んでいるお子さんでも、あまり読書を重視しない家庭の場合、ほとんど本に触れずに育つこともあります。
もちろん、読書なしでも他の方法で、意欲的に教育をされている方もおられます。
日本国内の場合は、それらの方法も参考になるでしょう。
しかし海外在住の場合は、やっぱり読書からのインプットは欠かせないものになるはずです。

絵本の読み聞かせから自力読みへ

今は、多くの家庭で赤ちゃんの頃から絵本の読み聞かせをしていると思います。
無料で利用できる図書館があり、実店舗の本屋に、Amazon楽天などネット通販でも本が簡単に買えます。

赤ちゃんの頃はいいのですが、成長するにつれて読み聞かせをやめてしまったり、図書館に行く頻度が減ってしまったりして、あまり読まなくなる家庭が多くなります。
それだと、とっても勿体ないです。

小さい頃に絵本を読み聞かせる習慣をつけて、文字が読めるようになったら、並行して自力読みも進めていきます。
ここで大切なのは、自分で読めるようになったからと言って、読み聞かせをやめてしまわないことです。
文字を読めるようになって間もない子どもは、文字を追うのに必死で、内容まで理解することができません。
文字を読むことと、お話を楽しむこととが、別になってしまうんです。
我が家の6歳の娘は、自分で児童書も読んでいますが、今も毎日読み聞かせを続けています。

インプットあってこそのアウトプット

英語を身につけるときもそうですが、何事もインプットしないとアウトプットは出来ないんです。
幼児期の日本語教育を軽視すると、小学校に上がってから国語の問題が解けない、作文が書けない、という状態になりかねません。
文章を書くには、その前段階で、たくさんの文章に触れていないといけないのです。

日本に住んでいればまだ、スーパーでの店内放送、近所の大人と親との会話など、読書以外からインプットされる文章もたくさんあることでしょう。
海外にいるなら、普段おしゃべりしている会話以外の文章に、意図的に出会わせなければ語彙が増えません。

小2、3になって書けないことに気づいて初めて、どうにか書かせようと四苦八苦しても、付け焼刃にしかなりません。
本を読んできた同級生とは、インプットしてきた文章の量がまるで違うのです。
その段階で気づいて読書を取り入れる労力より、幼児期から自然にステップアップしていく方が、習慣として身につけるのは簡単です。

文を書けるようになるのが理想的

「家では日本語だから」という意見を耳にしますが、家庭内の幼児との会話でどれだけの語彙が使われているのでしょう。
大半は、毎日同じような語彙を使って、話をしていると思います。
新しい言葉が出てくる日は、どれくらいありますか?

本に触れ、たくさんの文章をインプットしていくとともに、作文にも取り組みたいです。
我が家では、しちだのえにっき(七田の絵日記帳)を取り入れ、思い立ったときに書いています。
また、娘の場合はお絵かきが好きなので、オリジナルのお話絵本をよく作っています。

インプットした文章を書くことが出来ると、自分のものになる。
理解力が上がるから、もっと本が読める。
さらにインプットされて、もっと書ける。

文章を書けるようになると、スパイラル的に国語力が上がると感じます。

もし低学年まで住むなら尚更注意

駐在予定が小学校入学を挟む場合、尚更日本語教育に注意した方がいいです。
現地の学校でも勉強が始まり、英語などでアカデミックな部分を学んできます。
学校で借りてくる本も英語(or現地語)、友達との話も英語(or現地語)となると、急激に日本語ではない言語が伸びてきます。
日本語を母語として育てるなら、第一言語である日本語でしっかり考える力をつけた上に、第二言語をプラスしていきたいところです。

日本語の絵本は、ひらがな46文字さえ読めれば、幼児でも自分で読むことができる素晴らしいものだと思っています。
ひらがな46文字さえ書ければ、自分の思いを表現することも出来ます。
英語だと、アルファベットが読めるだけでは、本を自分で読むことは出来ません。
アルファベットが書けるだけでは、自分が普段話している言葉さえ、スペルが分からず書くことが出来ないでしょう。
フォニックスを学んで、徐々に読めるように書けるようになっていきます。
この表音文字である日本語のメリットを活かして、幼児から絵本、自力読み、簡単な作文と、日本語教育をしっかりしていかないのは勿体ないことだと感じます。

我が家の6歳3歳の状況は

娘は3歳の時からタイに住み、この春から小学校1年生になります。
日本に住んでいたときから、比較的絵本の読み聞かせに力を入れた育児をしてきました。
図書館に定期的に通い、何度も借りる気に入った絵本は購入していました。
タイに赴任するときも、持っていた絵本は全部送り、こちらに来てからも本は増やしていっています。
毎日、寝る前には最低1冊読み聞かせをしており、長い児童書や図鑑を選ぶこともあります(長いものは一部だけ読みます)。
児童書は主に低学年向けのものを読み、たまに中学年向けのものを読むこともあります。

息子は0歳の時からタイに住み、この春から年少になります。
娘のために買いそろえていた絵本がたくさんあったので、赤ちゃんの頃から絵本は身近でした。
2人目であまり構えなかったこともあり、1歳の頃は娘よりも、絵本への興味は薄かったです。
2歳頃からは興味を持ち、さらに電車の絵本など、息子の好きなジャンルの絵本を買い足しました。
3歳後半の今は、絵本が大好きになり、まだ字は読めませんが、ペラペラと一人でめくって十数冊も絵を読んでいることがあります。
娘に比べて字への興味が薄いものの、ほぼ海外でここまで育った3歳児ですが、国内の同年齢に何ら劣ることなく会話が出来ていると思います。

Amazonで新品購入

海外から日本の本を手に入れる、一番簡単な方法は、Amazonで居住地まで発送してもらうことです。
特に難しい手続きをすることなく、カートに入れて、住所を設定するだけ。
関税も計算してくれ、煩わしさゼロで手に入れることが出来ます。
ただ、中古だと海外発送に対応していないお店が多いので、基本的に新品の購入となります。
そのため、価格が高く、何冊も買うのは躊躇してしまうところです。
我が家では、読んだことがありとても気に入っている本、出版が最近で中古が出回っていない本などを購入しています。

メルカリで中古購入

価格を抑えるためには、メルカリの利用が欠かせません。
ただし、海外から閲覧は出来るものの、購入は国内からしか利用できないようになっています。
発送に関しても、実家などの国内住所に一度送り、改めて海外へ発送してもらう必要があります。
実家の親御さんやご兄弟に対応してもらえるのであれば、代わりに購入してもらい、国際郵便で発送してもらえば、様々な本を安く手に入れることが出来ます。

対応してもらえるご家族がいない場合は、Buyeeなどの転送サービスを使えば、海外から購入し倉庫へ発送→業者がまとめて居住国へ発送の形を取ることも可能です。

低迷期を経て始めたヨンデミー

絵本育児によって、娘の日本語教育は順調に進んでいました。
しかし、自力読みが始まった頃から、児童書を読み始めた頃から、与える本を選ぶのが難しくなりました。
読み聞かせであれば、親の意向で本を選んでも、読み始めれば聞いてくれます。
でも、自分で読むなら、本を開きたいと興味を持ってくれなければ、全く読んでくれないのです。
図書館や本屋に行って、読みたい本を気軽に選ぶことが出来ない海外暮らし。
いつしか新しい本を購入する頻度が減って、娘の本への興味が薄れてしまいました。

そんな時、Twitterで目にした「ヨンデミー」。
AI司書が、本をおすすめしてくれる、読書のオンライン習い事です。
1か月の無料体験があるので、試しにと始めてみました。
現在は、上限7冊までおすすめしてくれ、残りが3冊になると、また7冊までおすすめ本を増やしてくれます。
我が家では、中古本を中心に探し、実家から送ってもらうまでに2~3週間かかります。
それでも、外部の先生が選んでくれた本というだけで、娘の食いつきがいいのです。
また、初めは読みたがらなかったものも、一度開いて読み始めると面白く、ヨンデミー生活をすっかり楽しんでいます。
ヨンデミーについては、また詳しく書きたいと思いますが、我が家では無料体験終了後も受講を続けています。

来月からワールドライブラリーパーソナル開始

つい先日発見した「ワールドライブラリーパーソナル」。
海外の絵本を日本語に訳し、毎月1冊送ってくれる、絵本配本サービスです。
月額1000円(税抜き)+送料200円、計1300円(税込み)で、1歳3か月から7歳11か月向けに本が送られてきます。
しかけ絵本もあり、定価1000円以上、中には2500円の本もあるので、お得な配本サービスとなっています。

払っている額よりも高い金額の絵本が配本されるサービスなんて、他にありましたっけ?
とってもとってもお得すぎて、申し込みせずにはいられませんでした!

月齢ごとに配本が決まっているので、取り始めたい月齢を指定することもできます。
我が家でも、良さそうなところから指定し、来月から始めることにしました。
ただしこれも、海外発送は対応しておらず、実家で受け取り転送してもらうことになっています。
色んな国の本が日本語で読めるなんて、ワクワクしますね♪
↓詳しくはこちらもご覧ください↓

mirumaria.hatenablog.com

バイリンガル教育へ向けて

夫の赴任で海外に住んでから、子どもたちにはグローバルな視野を持って生きてほしいと思うようになりました。
今後日本へ本帰国しても、バイリンガル教育を続けていきたいと考えています。

英語を維持向上するには、多読、音読、とにかく本を読むこと、レベルを上げて読み進めていくことと、よく言われています。
そして、自分の意見を書けるようにすること。
これらは、海外での日本語教育にもそっくりそのまま当てはまると思っています。

本を楽しく読めるようになれば、国語の問題も分かるし、様々な教養もつく。
社会や理科の知識だって、色んなジャンルの本を読むことで、知らない間に身につくこともある。
国語力がないと、算数の問題も理解できない。
やっぱり、本を読むことは大事だし、本を楽しめる能力は一生役に立つと考えています。
(実は、私自身が幼少期まで本好きだったのに、大きくなって読まなくなったという経験があるんです。
非常にもったいないですよね。
それでも、大学受験で国語は得意科目でした。)
本を読むのが当たり前になるように、読書が楽しめるように、子どもが自走できるまで親としてしっかりサポートしていきます。

この4月からは作文通信教育「ブンブンどりむ」も始めます!
作文も、低学年から始めると無理がないですよね。
↓こちらもご確認ください。↓

mirumaria.hatenablog.com

↓娘が受講中のチャレンジタッチについてはこちらから。↓

mirumaria.hatenablog.com