幼児子連れタイ駐在で心配な日本語力
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【2021/01/25追記】
インター生活3年半が経った今、経験を基に新たな記事を書きました。
是非こちらもご覧ください!
国際社会を生きていく中で、子どもに英語も身につけさせたいと考える親はとても多いですよね。
赤ちゃんの頃から英語に触れたほうが英語耳を養えるからいいとか、逆に小さい頃に英語に力を入れすぎると日本語がおろそかになるとか・・・
巷には色んな意見があります。あなたの意見はどうですか?
私は、上の子どもが2歳になってから英語教育を始めました。
日本語で自分の意志をある程度伝えられ、必要な相互コミュニケーションが取れるようになってから、日本語の土台に英語をプラスするほうがいいと考えていたからです。
そして出た辞令。上の子どもは3歳からタイに住むことになりました。
結果、今インターナショナルスクールに通っています。
赴任前からネットで検索すると、バイリンガルになるどころか、下手すりゃセミリンガル(ダブルリミテッド)になる危険性があるとの記事が目につきました。
セミリンガルとは、どの言語も母国語として自由に使えないという状態だそうです。
要は、日本語も英語も中途半端になっちゃうってことですね。
実際に、子どもの頃にアメリカに駐在していたご家族のお子さんが、そのような状態だとお聞きしました。
それは避けたい!
私は元々、絵本育児に力を入れていました。
山ほどあるわけではないですが、普通の家庭よりは絵本をたくさん買って、いつでも手に取れるように置いていたんです。
その絵本育児をタイでも継続すると決めました。
引っ越し荷物の中の、限りある航空便でほとんどの絵本を送り、引っ越してからもAmazonで惜しみなく(?)購入したり、実家から送ってもらったりしています。
それに加えて、こどもちゃれんじとチャレンジタッチをやっているのですが、今現在5歳の娘の日本語力は、日本に住んでいる5歳児と遜色ない状態だと思います。
決して無理強いさせることなく、漢字の勉強も少しずつ進めているので、何もやっていない日本在住の5歳児よりは出来るほうかもしれません。
学校(幼稚園)では英語とタイ語、自宅では日本語を使う生活で、2年半経った今、まだまだ日本語が優位です。
おそらく7歳や8歳までこの生活だと、日本語が遅れてくるのではないかと感じています。
実際に知人のお子さんが英語のみのインターに通っておられ、7歳ぐらいで英語が優位になってきていると話していました。
幼児連れで駐在される予定の方は、きっと日本語力低下の心配をされていると思います。
大丈夫です。幼児なら、たくさんの絵本と通信教育、親御さんの話しかけでキャッチアップできると感じます。
やっぱり、通信教育は日本の同年齢がどのレベルを理解しているのかという目安になるので、やっていてよかったなと思いますね。
例えば私の子どもの場合、忍者をあまり知りませんでした。通信教育のワークに出てきたワードがいまいち分からないんです。ちょんまげ、とかですね。
日本に住んでいたらどこからか入ってきそうな情報が、入ってこないんです。親が与えた情報が、その子の日本語の全てになる。
すぐに忍者が出てくる絵本を注文しましたね。
また、こんなこともありました。
「今日、〇〇〇で~・・・しかし、〇〇なの。」
ん?しかし?
「しかし」を口語で使ってきたんですよね。絵本で学んだ文章、言葉が会話に出てくる。
子どもの日本語が、私たち親にかかっているなと本当に痛感しています。
出来るだけいろんな言葉を覚えられるように、触れられるように、気を付けて話さないといけないなと思います。
幼児期はまだ、勉強を勉強と思っていませんよね。
勉強も遊びの一種なうちに、ひらがなカタカナを書けるようにしてあげれば、海外在住でも十分日本語力を養っていけると思います。
チャレンジタッチおすすめです。
あと、うちは弟がいるというのも大きいですね。
日本語の会話が増えるし、下の子にもいい影響があります。
駐在だと確実に日本に戻る予定があるので、数年の日本語力のサポートをしっかり頑張っていきたいと思います!